
一生公務員の仕事を続ける自信がない



本当は別にやりたいことがある…
――そんなモヤモヤを抱えながら職場に通っていませんか?
実は、私も同じように悩みながら公務員を続けていたひとりでした。
せっかく試験を受けて手に入れた安定の仕事。
それなのに、心の中のモヤモヤが消えない。
それでも、「辞めたい」とは簡単に言えないのが現実ですよね。



私は退職という選択をして後悔していませんが、全員にこれが正解とは限りません。
この記事では、元公務員の私が公務員を辞める前に考えてほしいことをお伝えします。
公務員になる前は別の仕事の経験もあり、現在はフリーランスとして働く立場から、少し広い視点で書きました。
- 元地方公務員(20代で入職、30代で退職)
- 転勤族の妻・子育て中のママ
- 副業禁止の環境で、デザインを無償提供してスキルアップ
- 退職後半年で月収10万円を達成(現在は30万円を目指して活動中)


そもそも公務員を辞める人はたくさんいる
人事院の調査によると、採用後10年未満の国家公務員の離職率は年々上昇しています。
特に30歳未満では、男性13.5%、女性11.4%が「数年以内に辞めたい」と回答しています。




出典:人事院「国家公務員における人材確保の状況」より



公務員を辞めたいのは、あなただけではありません。安定職と言われる公務員でも、今はキャリアを見直す人が増えています。
「辞めたい」と思うのは甘えじゃない



でも、公務員を辞めたいなんて甘いと思われそう…



公務員は民間では通用しないと言われて不安です!
そんなふうに感じたことはありませんか?



辞めたいと思うことは逃げではなく、自分の素直な気持ちです。
公務員の仕事は一見穏やかに見えても、責任や人間関係のプレッシャーが大きい仕事。
「辞めたい」と感じるのは、それだけ真面目に頑張ってきた証拠です。
- 辞めたい気持ちは「甘え」ではなく「サイン」。
- 心や体の限界を感じたら、まずは立ち止まってOK。
- 信頼できる人やメンタル相談窓口に話すのも一つの方法です。
「何がつらいのか」を言葉にしてみる



公務員を辞めたいけど、何が一番つらいんだろう?



そんな時は、まず理由を紙に書き出してみることをおすすめします。
ひとことで「辞めたい」と言っても、理由は人それぞれ。
たとえば、こんな理由ではないでしょうか?
- 仕事量が多すぎて体がつらい
- 人間関係に疲れた
- やりがいを感じられない
- もっと自由に働きたい
書き出すことで、自分の中の“本当の理由”が見えてきます。
「人間関係」だけなら、異動や休職で解決できる場合もありますし、
「価値観の違い」なら、転職や独立のタイミングかもしれません。
- 紙に書くと客観的に見えて冷静になれる。
- 「何のために頑張っているのか」を見直すと方向性が見えてきます。
「辞めたあとの生活」をリアルにイメージする



もう限界です…。今すぐ辞めたい!



ちょっと待ってください。そんな時こそ、勢いではなく計画的に行動することが大切です。
辞めたあとは、収入や保障が減るなど現実的な不安もあります。
だからこそ、在職中から準備を進めておくと安心です。
辞める前に準備しておきたいこと
- 貯金を生活費の6〜12ヶ月分確保
- 副業・スキルアップ講座で収入の土台をつくる
- 転職サイトや退職代行サービスを調べる
- 家族に相談して理解を得る
私自身も、在職中にデザインの勉強を始めていたことで、退職後すぐに仕事に繋がりました。
準備をしておくことで、「辞めたい」気持ちが「動ける」に変わります。
公務員は失業保険の対象外。次の就職まで期間がある場合や、フリーランスの場合は、余裕を持って生活費を確保してください。
「辞めたあとに得られるもの」もあることを知る



辞めたら失うものが多そうで不安…



私も辞める前はそうでした。実は、得られるものもたくさんあるんです。
公務員を辞めて得られるものは、例えばこんなものがあります。
- 子どもとの時間が増えた
- 自分の得意を活かせるようになった
- 心の余裕ができた
私自身も、公務員時代よりも今のほうがずっと「自分らしい生き方」ができています。
もちろん、これらが最初から得られたわけではありません。
フリーランスになる上で、辛いこともたくさんありました。
それでも、今の生活の方が自分にとって豊かな生活だと感じます。
- 「辞めること=逃げること」ではなく、「自分らしい選択をすること」です。
- 失うことだけでなく、得られるものを考えると気持ちが前向きに。
- 退職後はスキルがあると再スタートが切りやすく心の安定にも繋がります。
まとめ:辞める前に、“自分の心”と向き合ってみて
「辞める」「続ける」どちらを選ぶにしても、
一番大切なのは、“どう生きたいか”を自分で選ぶこと。
焦らず、今の気持ちを少しずつ整理していきましょう。
あなたの中にある「モヤモヤ」に気づけたこと。
それこそが、次のステージへの第一歩です。
このブログでは、元公務員30代ママとして
「公務員時代の葛藤」「副業・フリーランスの始め方」について発信しています。
よければ他の記事も読んでみてくださいね。



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最後まで呼んでいただきありがとうございました。
自分の納得できる方法で、まずは一歩踏み出してみてください。
