
AIがどんどん進化しているけど…Webデザイナーってこの先どうなるんだろう?
そんな不安、すごくよくわかります。私自身もWebデザインを学び始めた頃、「AIに仕事を奪われたらどうしよう」と同じように悩んでいました。



大丈夫です。結論からいうと、Webデザイナーの仕事はなくなりません!
この記事では「AIで変わる部分・残る部分」「これから必要になるスキル」が学べます。また、後半では筆者が日常的に業務で使っているAIツールも紹介します。
これからWebデザインを始めたい方、今後の働き方が不安な方はぜひ読んでみてください。
- フリーランスWEBデザイナー。元公務員の30代。転勤族の妻で1児の母。
- WEBデザインとInstagramの運用サポートを中心に活動。
- 公務員時代は無償案件で実績を積み重ねた経験あり。
WebデザイナーはAIに仕事を取られるのか?
結論をお伝えすると、Webデザイナーの仕事がなくなることはありません。
ただし、働き方は大きく変わっていきます。
理由はシンプルです。AIはあくまで「とても優秀な秘書」であり、クライアントの目的や課題を理解し、最終的な判断をするのは人間にしかできないからです。
たとえば、以下のような領域はAIが最も苦手とする部分です。
- 言語化しにくいクライアントの意図を読み取る
- 目的を踏まえて本質的な課題を引き出す
- ブランドの世界観を崩さず調整する
私もAIを使ってデザイン案を作ることがありますが、そのままクライアントに渡せるレベルに仕上がることはありません。あくまで発想を広げるための“たたき台”として活用し、その後の調整は自分の手で行っています。



現状では、AIだけでWebデザインの仕事をすべて完結させることはできません。
AIでなくなる可能性が高い作業・残る作業
とはいえ、AIの進化により、これまで人間が行っていた作業の一部は代替されつつあります。 ここでは「AIに置き換わりやすい領域」と「AIでは対応しにくい領域」を整理します。
AIに置き換わりやすい作業
- クライアントとのミーティング議事録作成
- 既存情報をもとにしたLP構成案のたたき台作成
- テキストのブラッシュアップ
- 色・フォントの候補出し
- 画像生成・レタッチ
AIは情報の整理が得意で、複雑な内容も瞬時にまとめてくれます。さらに「NanoBanana」などの画像生成ツールの精度が向上し、素材を探す時間や図解作成の手間が大幅に削減されるようになりました。
AIでも置き換わりにくい作業
- クライアントとのコミュニケーション
- 本質的な課題の整理・目標設定
- 情報の優先順位づけ
- 企画全体の方向性の決定
- 最終的なデザイン判断
人間の感情や複雑な判断が関わる部分は、引き続きデザイナーが担うべき重要な領域です。



AIがアシスタントとして手伝ってくれるおかげで、デザイナーは制作の本質的な部分に集中できます。
AI時代のWebデザインはむしろ“初心者に優しい”理由



でも、初心者に使いこなすのは難しいんじゃないですか?



実は、AIの登場によってWebデザインはこれまで以上に始めやすくなったんです。その理由を3つご紹介しますね!
理由1:調べ物が爆速で可能に
以前は数時間かかっていたリサーチ作業が、AIのお陰で数分で終わるようになりました。 ただし、正確な回答を引き出すためには、正しい課題認識や指示の出し方に工夫が必要です。また、AIの情報が全て正しいとは限らないため、ファクトチェックが必要です。
理由2:構成案・デザイン案を手伝ってくれる
デザインに行き詰まったとき、AIに相談すれば複数のアイデアを提示してくれます。 提示された案をそのまま採用できるとは限りませんが、発想の幅が広がり、ゼロから考える負担がグッと減ります。また、提案資料の文案作成などもAIが強力にサポートしてくれます。
理由3:素材を作れる
私はイラスト素材を探すのに時間がかかってしまうのですが、最近はAIが必要なテイストに合わせて素材を作ってくれるため、本当に助かっています。 制作そのものに集中できるようになり、最近もロゴの構成が思いつかなかったときにAIに助けてもらいました。



もはや、AIはなくてはならない相棒です!
筆者が実際に使っているAIツールと活用方法
ここでは、私が日常的に使っているAIツールと、その具体的な活用用途を紹介します。無料版でも十分に役立ちます。
ChatGPT
- 提案資料の文章作成
- キャッチコピー案の生成
- デザイン方向性の整理
- 構成案の相談
もっとも使用頻度が高く、思考の整理にも役立つツールです。もはやChatGPTなしでは仕事が進まないほど頼りにしています。
NotebookLM
- 長文資料の要点まとめ
- クライアント資料の整理
- YouTube動画の要点整理
特に、YouTube動画の要点整理機能は、動画で学習する際に非常に便利です。音声出力も便利な機能で、膨大な資料を要点に絞って読み上げてくれます。
Perplexity AI
- リサーチ
- 最新情報の収集
広告に惑わされず、素早く正確な回答を返してくれることが多いため、リサーチ業務の効率化に最適です。
Adobe Firefly(AdobeCC契約者は無料で使用可)
- 画像生成・レタッチ
- イラスト作成
素材が見つからないときの救世主です。ラフ案の作成にも重宝します。
Gemini
- Googleドライブとの連携作業
- NanoBananaを使用した図解・画像作成
Google系サービスと相性が良いツールです。最近はNanoBananaの登場により、図解や画像生成の精度が圧倒的に向上しました。ちょっとした資料であれば、生成された図解をそのまま使えることもあります。
どのツールも日々進化しているので、最新情報は常に見逃せません。
AIに仕事が奪われないWebデザイナーになる方法
AIは強力な味方ですが、上手に付き合わなければ「代替される側」になってしまう可能性もあります。 これからの時代に求められるスキルを整理しましょう。
クライアントの本質的な要望を見極める力
クライアントの課題を共有し、「なぜこのデザインにするのか」という意図を言語化できる力は、AIには代替できません。
コミュニケーション・汲み取り力
クライアントの不安を取り除き、信頼関係を築き、方向性を一緒に決めていく力が求められます。 「この人なら安心して任せられる」と思われるような人間力を磨くことが大切です。
最新の情報を取り入れ、AIを扱う力
AIを「使わない人」と「使いこなす人」の差は、今後ますます広がります。最新情報を積極的に取り入れ、AIを活用して自分の仕事を効率化していきましょう。
まとめ:AIは“脅威ではなく味方”になる
AIは確かに一部の作業を置き換えますが、Webデザインという職業自体を奪う存在ではありません。 むしろ、AIを上手に取り入れることで、以下のようなメリットが生まれます。
- 作業時間の削減
- 発想の幅が広がる
- 苦手な作業を代行してもらえる
- 提案力が上がる
AIのおかげで、より挑戦しやすい環境が整っています。 これからWebデザインを始めようとしている方は、「AIに仕事を奪われる」と恐れるのではなく、「AIを味方につける」という視点で取り組むことをおすすめします。
AIを活用し、自身の強みをさらに伸ばせるデザイナーを目指しましょう。
